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今日の反省 [ドッグラン]

「起こるんじゃないかと思ったことは、必ず起こる」

これは、フータと暮らしていた時も何回か思ったし、
今日、ハルノで痛感した言葉です。

犬関係に限らないような気もするけれど、
私は断然、犬がらみでこれを体験している…。

どういうことかというと、例えば、

『今うんちを(トイレで)していないということは、私がこれから出かけているうちに、するかもしれない。
そしたらフータは食べちゃうかもしれない。でも、食べないかもしれない。
…しないことを祈って、出かけよう』

そして、うんちはされ、食べられる(T_T)。

『うっかりハルノのいる部屋にパジャマを放置してきてしまった。ハンガーに掛ければ届かないのに、掛け損ねた。でも、いつもいたずらするわけじゃないし…大丈夫かな』

そして、パジャマのボタンは布ごとかじり尽くされる(T_T)。

予感があるのは、経験がそう訴えるのだけど、
『起きないかも』の余地が少しでもあると、そっちに期待してしまう。
こういう時はたいてい…いえ、必ず『起きる』ものなのです。

今日はそんなことの反省…。

ドッグランにて.jpg

(本文と写真は関係ありません)

ハルノはドッグランが大好きです。
犬が好きで、よく遊びます。
遊び方も上手だと思います。

近づかれてちょっとイヤな時は「ヴー」と言って「やめてよ!」と訴えることはします
(これは犬の会話としてありだと思います)が、
ケンカをする気はないように思えます。

ランで遊び相手にならないな、と思った犬には無関心になるので、変にからむことはまずないのです。

そんなハルノが、なぜかただ1頭、わざわざうなりに行くラブラドール君がいるのです。
その子が入ってくるなり、ロックオンして走っていき、
自分から近づいて「ガッ」っていうんです。

ラブ君はおとなしく、ハルノにな~んにも悪いことはしてないんです。
なのに、この子と会うとハルノはいつもイジワルな犬になる…。

たくさんいるラン仲間の中でハルノがこんな態度をとるのは、このラブ君だけ。
なんでかなあ…。

今日は、最初の「ガッ」はあったけど、そのあとはハルノもスルーしていて、問題ない時間が流れました。
そのうち、ランにいた仲間が帰っていき、
遅めに来ていたハルノとラブ君の2頭だけになってしまいました。
こんなのは初めてです。

ハルノはまだ遊び足りなさそうだったので、
「ボールでも投げる?」とボールを取り出そうとすると……

近くでラブ君がキラキラした目で私をみつめているではありませんか(^_^;)。

その時、予感がしたんです。
なんかイヤな予感が。

飼い主さんに聞きました。
「ボール好きなんですか?じゃあ、やめたほうがいいかな…どうしようかな…」
「どちらでもいいです」とニコニコ答える飼い主おじさん。

『ボールを投げると2頭とも追いかけるよな…そういう遊びを他の子ともしているし、それでもめたことはない。
でも、このラブ君とはどうだろう。やったことないし…。』
「じゃ、やってみる?」
と言って、私はボールを投げました。

2頭は走っていって、ハルノがゲット(もちろん、私はハルノに取らせようと投げている)。
ハルノは普段から、50%くらいの確率で持って帰ってこないけど、
この時はラブ君に取られたくないもんだから、遠くで伏せしちゃって帰ってこない。

ラブ君はハルノの周りをうろうろして、ハルノはピリピリしてる感じ。
これは、いかん。

私から近づいて「ボールちょうだい」と手を出すと、ラブ君も近づいてくるから、ハルノはボールをくわえて逃げる…の繰り返しになってしまった。

イヤな予感は当たったのです。
ボール遊びをすると面倒なことになるかも…という予感が。

ラブ君が近づかないように手で制して(飼い主おじさんも声で止めてくれた)、
ようやくハルノがボールを前に落としてくれたので、
「はい、いい子!もう止めようね~」とボールをバッグにしまった…

その時、ラブ君は、『ボールしまっちゃった!ボール!』と私に近づいたのです。
これにハルノが怒った!『ハルノのボールになにすんのー!』

「ガガガガガーー!!!」

数秒間、2頭の声が響き、ケンカ状態に。

口は相手に開けてはいるものの、かみついてはいないのはわかりました。
『犬にある程度は自分で決着をつけさせないと学習しない』という話も聞いていたけど、
見てるほうはやっぱり怖い(T_T)。

ハルノがいきなりラブ君から離れ、変な顔でくしゃみみたいなのを3回くらいしました。
鼻か口にラブ君の毛でも入ったのかな?
なんともマヌケな終わり方だけど、ホッとした~。

今回はこうして終わったわけですが…

私はなぜ予感に従わなかったのか…もう、バカバカ。

普通の時でも、他の子がいる時ボール遊びを私はめったにしません。
なのにしてしまった。
しかも、相性の良くないラブ君がいる時に。
しかも、ラブ君はボールが大好きなのに。

ほんとうにバカです!

うなったり、本気じゃないケンカは犬として正常かもしれないけど、
しないでいられるなら(犬がそういう気持ちにならず、穏やかでいられたら)、そのほうがいい。

私は、『ラブ君相手だとハルノはイライラする』というが予感があったのに、止めることをしなかった。
『ガウるかもしれない…けど、しないかもしれない』と起きないほうに期待してしまった。

このために、ハルノにはして欲しくない体験をさせてしまいました。
ゴメン。

ラブ君もゴメンなさい。
いやな思いをさせて。

ラブ君がするくらいのボールへの執着は他の子でもするし、
ハルノはラブ君のなにがイヤなのか…さっぱりわかりません。

ハルノが一方的にラブ君をキライなのはよくわかった。
これからは慎重にしようと思います…。







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りょう

ああぁ~、すごぉ~く良くわかります(涙)。
どうなるかって、どこかで判っているのに、なぜかやってしまう。
後で考えてもなんでそんなことしたのかわからない・・・。
でも、きっとこれで二度と同じことはしないでしょうから、
大事になる前に、学習する機会を与えられたと思えばいいのだと思います。

なんて言いいながら、虫の知らせを感じていながらスルーしちゃうという
過ちは何度も繰り返してしまう、りょうなのでした・・・。
by りょう (2012-09-10 00:29) 

む〜

>りょうさん
わかっていただけて心強いです(笑)。
経験と勘を信じなくちゃいけませんね。
お互い、犬のためにがんばりましょう!
by む〜 (2012-09-10 21:47) 

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